Google ColaboratoryでPythonを動かしてみた
Google ColaboratoryでPythonが動きますが、実際にどのように動くのか試してみました。
Google Colaboratoryとは
Google ColaboratoryとはGoogleアカウントさえあれば無料でPythonをダウンロードしていなくても、web上で動かせることができるPython実行環境です。意外とPythonのインストールに手間がかかってしまうので、その手間を省いてすぐにプログラムを書けるというのは一つのメリットです。また、Googleが用意した便利なGPUが無料で使えます。研究用だとGPUは500万くらいするのがありますが、ここでは無料です。また、プログラミングの共有が簡単にできるため、ペアプログラミングなどが容易にできます。
GPUとCPUの違い
GPUの主な役割は3Dグラフィクスなどの画像描写に必要な計算処理でCPUの役割はコンピュータ全体の計算処理です。例えて言うと、学校のあるクラスの中で成績が平均90点で運動等もすべてできる優秀な子がCPUで、足の速さだけで言えば世界クラスの速さで優秀な子よりも速いがそれ以外は何もできない子がGPUです。
実際に使ってみる
Google Colaboratory全体の編集画面はこんな感じです。
簡単な計算プログラムも実行してみました。
実行すると
ちゃんと実行できます。また、IDLEだとプログラムを実行するショートカットキーはF5キーですが、Colaboratoryでそのようなキーがあるのか調べたところ「⌘/Ctrl + M」と書いてありましたが、僕のMacでは実行できませんでした。
次にこの前作ったfizbuzゲームをいれてみます。しっかり動きますね。
また、GoogleはPythonなどが学べる新しい講座「Google IT Automation With Python Professional Certificate」を発表し、オンライン教育サービス「Coursera」で提供されている。PythonやGit、ITオートメーションを学ぶ初心者レベルの6講座のプログラムで、誰でもPythonを扱えるようになっています。
最後に
Google Colaboratoryは色んな可能性があるので、これから使って気づいたことがあったらこの記事に追記していこうと思います。