[Python入門] for文の使い方まとめ
プログラムでは繰り返しの処理がよく行われます。
繰り返しとはコンピュータに一定回数、同じ処理をさせることです。
Pythonではforという命令を用いて記述します。
目次
for記述の仕方
forを使った文をfor文といい、次のように記述します。
for i in range (1,5): print (i)
iは繰り返しに使う変数のことで、rangeで変数の範囲を表します。
また、これを実行すると
となり、[終わりの数]で指定した値は出力されないことに注意します。
range(初めの数、終わりの数)は「初めの数」から始まり「終わりの数」の直前の値まで繰り返すことになります。
二重ループのfor
tamakon3.hatenablog.com
この記事で出てきたプログラムで使われています。
for y in range(7): #yは0-6まで繰り返す for x in range(10): if maze[y][x] ==1: #maze[y][x]が1,つまり壁なら灰色の四角を表示させる
これが二重ループのfor文です。この構造は次のようになります。
for 変数1 in 変数1の範囲: for 変数2 in 変数2の範囲: 処理
迷路の記事では変数1をy,変数2をxとしています。
yの値は0→1→2→3→4→5→6と変化します。
yの値が0の時、xの値が0→1→2→3→4→5→6→7→8→9と変化し、xの繰り返しが終わると
yの値が1になり、再びxの値が0→1→2→3→4→5→6→7→8→9 と変化します。
yとxがこのように変化し迷路を描画します。
最後に
二重ループのforは難しいですが、様々なソフトウェア開発でこの処理が使われるので、しっかり復習して理解できると良いと思い
かいてみました。頑張ってみます。